全天候型の全張りバランス型国際分散投資・・・それで本当に儲かりましたか?

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[投資顧問会社]アブラハム・プライベートバンク

投資アドバイザーからのレター

全天候型の全張りバランス型国際分散投資・・・それで本当に儲かりましたか?

2008-09-11

「投資においては、国際分散投資を行いましょう。世界中の投資対象にまんべんなく投資すれば、値動きが異なるのでリスクの軽減をが図れます」。

あたかもそれが投資の王道がごとく、マネー雑誌やテレビなど解説されている場面を目にするようになりました。最近では、海外ETFに投資できる機会も増えてきたため、その商品を販売したい証券会社のホームページは「国際分散投資」という言葉で溢れかえっています。個人投資家の中には、世界各国の株式、債券(もしくはファンド)へ細かく資産配分して、いわゆる「全天候型の全張りバランス型」ポートフォリオを構築しておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

では、本当に世界中に投資をする国際分散投資は投資家にとって有利な運用手法なのでしょうか。

もちろん、株式や債券など異なるアセット(資産)クラスに投資をしてリスク分散効果を求めるという、分散投資については何ら否定するところではありません。ただ、『 ’あなたが実行する’ 国際分散投資に、リスク分散効果があるかどうか?』はよく考えなければいけません。値動きの異なる国内外の株式に投資すれば、リスクを分散して安定した収益を見込めるというのは本当なのでしょうか。

例えば、サブプライム問題により世界経済が混乱する中、新聞の一面を飾った「世界同時株安」という言葉に表されるように、現在のグローバルな経済環境は連動するようになっています。

少し前までは、証券会社は先進国経済と成長著しい新興国経済は連動していないという「デカップリング論」を編み出し、BRICsやVISTAなどの販売促進策としてのマーケティング用語が開発されたことも手伝い、投資家の新興国への投資意欲が煽られていました。確かに、当時は先進国の株価に比べると、ベトナムや中国の株価は勢いよく上がっていました。

しかし、サブプライム問題による米国の景気減速の影響は、遅かれ早かれ世界中の国々の景気減速につながったため、今や世界中の株価が同時に下落しています。これでは、いくら海外ETFでいろいろな国に分散投資をしていたとしても、そのリスク分散効果はほとんど期待できません。

また、多くの国に分散投資すればするほど、情報収集も大変です。

今、ベトナムの経済はどうなっているのか。ブラジルは、トルコは・・・。それぞれの国や地域をカバーする専門家は存在しますが、プロの投資家でも、一人で世界中の経済を把握して投資をしているのはいたとしてもレアケースです。ましてや個人投資家であれば、その難しさやかかる費用を考えると果たしてメリットがあるかどうか疑問です。

では、世界中の経済・マーケットが連動している中、分散投資を行うにはどうしたらよいのでしょうか。
そこで登場するのが、オルタナティブ投資。いわゆる、ヘッジファンドがその代表例です。

マーケットが下落しているときでも、ショート(空売り)戦略を用いることで利益を狙ったり、世界中の投資対象の値動きを24時間コンピュータで監視し機動的に売買するなど、ロング(買い)オンリーの株式や債券投資とは異なるパフォーマンスが期待できるのが特徴です。

このようなヘッジファンドをポートフォリオに組み入れることは、年金などを運用する機関投資家の間では常識となっています。あなたのポートフォリオにもオルタナティブ投資を組み入れ、「‘プロが実行する’分散投資」を行ってみてはいかがでしょうか。

分散投資においてはグローバルなマネーの潮流を見極め、株や債券への投資配分を考えるともに、オルタナティブ投資のようなヘッジファンドも組み入れた国際分散投資を行うことが重要です。
もちろん、個人投資家にとっては、そうした分析や意思決定を独力で行うことは難しいかもしれません。そのような方のために、私たち投資アドバイザーおりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください

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