世界のパワーバランスが新興国へ!大規模な富の移転が発生
投資アドバイザーからのレター
世界のパワーバランスが新興国へ!大規模な富の移転が発生
2008-09-08
成功する投資家は長期的な視野で自らのポートフォリオを構築します。世界経済のトレンドをどのように捕らえるのか?によって
個人投資家の富の蓄積スピードは全く異なります。投資家の多くが当然、資産増加を狙いますが「世界のお金持ち」がどのような行動をとっているかを見れば何か参考になることが見えてくるかもしれません。週刊エコノミストの特集では、「超富裕層が多く出現しており」それは、急激に動いている「富の移転がきっかけ」であると示されています。超富裕層を生み出す背景として、今、世界では何が起こっているのでしょうか?
週刊エコノミスト2008年9月16日 特集「世界の金持ち」より引用
ーーーー引用開始ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~台頭する新興財閥・大富豪:世界の金持ち~
BRICsに代表される新興国経済の急成長と原油・資源価格の高騰が、世界規模で巨大な「富の移転」を引き起こしている。米国の政治経済力の弱体化もあり、世界のパワーバランスも日米欧から新興国・資源国へと大きく傾きつつある。
(中略)
世界経済の成長センターが新興国に移り、いま地球では大規模な「富の移転」が起こっている。 2007年のBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)のGDPの合計は6兆953億ドルに達し、世界全体のGDPの13%を占めるに至った。
BRICsのGDP合計は00年には2兆5643億ドルだったから、この7年間に2・4倍に増えた。購買力平価でみた中国のGDP規模も6兆991億ドルとすでに日本を追い越し、米国に次ぐ世界第2位の経済大国となっている。
国家の主たる金融資産である外貨準備と金保有額の合計は中国が1兆5340億ドルと世界トップであり、ロシアは3位、インドは4位、ブラジルは7位だ。その合計額は2兆4657億ドルに達している。02年のBRICsの外貨準備総額は3254億ドルに過ぎなかったから、その増加ぶりには目を見張るものがある。BRICsの経済力は、もはや「途上国」と呼ぶにはふさわしくないほどの実力をつけているのである。
(中略)
原油高が続く限り、富の産油国への移転は続くだろう。米国は1日に輸入原油を1200万バレル消費している。原油価格が100ドル程度で推移すれば、毎日12億ドル、年間4380億ドルの富が産油国に移転することになる。日本、EU、中国、インドなどを含めると、年間約2兆20000億ドルが産油国に移転するとの試算もある。
ーーーーー以上、引用終わりーーーーーーーーーーーーー
世界経済の構造転換の中で、各地で急激な富の移転と集積が起こっている様子が描かれています。サブプライム後の今をチャンスとして急激にされに富を伸ばすのか、それともかつての富裕層として衰退していくのか。これからの数年間が今後数十年間の富の形成を左右するといえるのかもしれません。多くの人がそう考え、新興国への投資に非常に熱心で、最近の投資家同士の会話はもっぱら新興国の話題が多い状況です。
ただし、新興国への投資に関して、日本には情報が少ないのが事実。そのため、情報料と考えて優秀なファンドマネージャを雇う方が良いでしょう。巷には新興国の株式や債券に投資をする投資信託も多いですから、ご自身で選んでみるのも良いでしょう。
タイミングとしても、新興国の株式が下落していますから、長いスパンで世界経済と投資期間を見た場合には、寧ろ仕込み時かもしれません。そういう点からも投資家はポートフォリオの中で「新興国銘柄」を押さえておくべきででしょう。
このブログの下に掲載している人気商品「新興国なのに低リスク!年率10%のソブリン債!」の記事も参考までにご覧ください。これは当社が助言している顧客に人気がある投資対象です。
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